
気分転換中
何をしていたの?
2025年2月15日からこの記事を書いた3月10日にかけて、絵をほとんど描かないで別の創作(Bluesky用のBotのプログラミング)をしていました。
絵を始めてからはこんなに絵から離れたことはなかったですし、ブルスカの絵アカにも話題が合わなさすぎて投稿ができていないので、せめてこちらに生存確認がてら記事を書いておくことにしました。いちおう自分にとっては趣味の開発も創作ではあるので許されてほしい…
急にこんな開発を始めた理由は特になくて思いつきで、ただの気分です。
どんなものを作っていたの?
作っているBotは、利用者さんが絵をBluesky上でポストしたら、なるべく早めにウォーターマークを入れた画像に差し替えて利用者さん名義で再投稿してくれる仕組みです(一度投稿されたものを消して新しいウォーターマーク入の画像の投稿に差し替える動きをします)。
※↓の画像が実際に動かしてみた例なのですが、まだテスト中なのと自分用に始めるレベルにしかないので、フッ軽で使って下さった方がガッカリにならないように実物は伏せておきます。
ソースコードを貼っても絵と違って得るものが少なすぎますけど…書いたものはこちらです。
なぜこういうものを書こうと思ったの?
以前から、盗用や学習防止対策でSNSに投稿するイラストにはウォーターマークを入れると良いよという話題がありました(対策には役立たないとおもうけど、サインやロゴを可愛くおしゃれにいれられている方の作品にはあこがれます)。
これをBotにやらせることができるか試したくて書き始めたのがこれで、機能的には、役に立つかどうかという意味では役に立たない寄りのものです。
だって、一度投稿してからの差し替えではウォーターマーク無しの画像が一度投稿されちゃっていますし、人が目で文字や意匠を読み取れるウォーターマークは盗用や学習を予防することは基本的にはできないからです。
とはいえ、機能的には無駄だけど自分でこれをすること自体は無駄だとは思っていなくて、勉強になりますし気分転換で自分が楽しめます。また、片手落ちでも動かせるものを作っていれば、その後改良したくなったらできますが、本当に役に立つものを作りたいと思った時につながります。
これからどうするの?
いったん、自分の投稿にウォーターマークを入れて自己満足するところまで作って安全に動くところまでできたら、お試しのお楽しみ機能として開放してみようかなと考えています。もしご興味をもっていただけたらなるべく続けてみて、なければこなけしの予定です。
面白かったこと
SNSでは実りがないので生成AIの良い悪いの話題をしないようにしているけど、作品の作者の権利保護は必要で、著作権表示のためにサインやウォーターマークを入れることは良いことだと思います。上の方で盗用や学習の予防はできないのは残念ですが、著作権を放棄していないという意思表示や意匠を入れる使い方は素敵です。 それとは別に、予防はできないまでも誰の作品かをサインやウォーターマークよりも証明しやすくなるCAIやC2PAといった仕組みを今回の開発中の調べ物でしりました。
誰がオリジナルの作者かや、逆に生成画像だということを判別・証明しやすくする仕組みです。完全ではなくても普及するといいですね。
また、今回書いたBotで、ウォーターマークをつけるのではなく自動的にC2PAをつけられるようにしたら、ペイントソフトでつければ済むウォーターマークより役に立つかも。って内心思っていたりします(自分が作るより先にサービスが出たり、他の方がもっといい形で作りそう)。 pypi.org https://pypi.org/project/c2pa-python/ Python向けのC2PAパッケージは今α版なので、もう少ししたら気軽にこういう仕組みをつくれるようになるかもしれません。普及するかどうか分からないので、頓挫しちゃうかもしれないけど…
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